平成22年1月 会長挨拶

明けましておめでとうございます。本年も宜しくご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。早いものでダラスグリーン会が発足してから5年が経過しました。そこでグリーン会の発足と現状を概略する意味で、ダラス日本人会に寄稿した以下の文を掲載します。

在留日本人には、ある期間が過ぎると帰国する駐在員や学生と、帰化若しくは永住権を有した人々、つまり一時的滞在者とパーマネント居住者があります。補習校運営を核とするダラス日本人会はどちらかというと前者が主体となって運営されております。一方日本人会と競合しない後者の為の互助親睦に対して5年前、4名の発起人の呼びかけに応じる形で会結成の機運が急速に醸成され、2005年1月に18家族が参加した初総会開催後、正式に「ダラスグリーン会」が発足しました。

現在会員は約50家族。今年度実施された行事は、総会/新年会、ポットラックパーティー、講演会「人は何故老いるのか」(講師黒尾博士)、名演奏を間近で聴く会(スタン リチャードさんによる尺八演奏)、ブルーベリー摘みとバーベキュー、料理講習会、BBQパーティー、シンフォニーを聴く会、バザール、忘年会。これらは夏休みを除き毎月約1回開催されました。その他に趣味の会として、走歩会、読書会、ゴルフ会、囲碁会、さくら会(女性を中心とした色々会)、ワイン会の6つの会があり、会員は自分の好きな会に重複入会して楽しんでいます。また会報は3ヶ月毎に発行され、記事の多くは会員の寄稿によるものです。

当初は永住者の会である性格上、中高年の会員が多数を占めていましたが、最近は年少の子供を有した若い家族の参加も増えたこともあり、行事や趣味の会への希望も多様化してきております。また、これまでは内輪だけで楽しむ会という性格が強かったのですが、会員の間には会の規模の増加に伴う社会責任も考慮して、社会貢献行為やボランティア活動も考えるべきだとの意見も出てきており、5年目にして航路を修正する可能性も出てきました。一方、互助と親睦だけで充分、と言う会員も多く、来年1月に開催される総会では活発な論議を呼びそうです。

しかし、この会の特徴は会員の個性がユニークで多様であるということです。永住せざるを得なかった、或いは永住を決意した理由や背景は当然ながら百人百様であり、その様な個々の興味ある歴史を秘めた会員との会話は感心したり、蒙を啓かれたり目からうろこだったりと、人間の奥深さを垣間見せてくれます。会員で無ければ一生知り得なかった様々な人達との出会いと交流は、ややもすれば単調になりがちな生活に刺激を与え、豊かにしていることは異論の無いところです。興味が湧いた方は是非入会を。                           (記:松田 勉)