2010年11月会長挨拶

早いもので今年も残りふた月となりました。10月の中旬から後半にかけては空気の澄んだ快晴の日々が続きダラスの短い秋を、スポーツに或いは行楽にと満喫された会員も多かったのではないでしょうか。

爽やかな秋の天気と逆行するかの如き様相を呈しているのが日本の政界、尖閣諸島の事件で中国にコケにされたと腹立たしく思っていたら、今度はロシアの大統領が初めて北方四島を訪問し、日本の抗議なんか聴く耳を持たないとばかりの振る舞い。頼りになるのは米国ばかりという情勢においても、普天間基地の問題を早急に解決すべく沖縄県民の説得に全力を尽くすという姿勢も見られない。独立国として国益を最優先する戦略が、我々国民に全然伝わってこない、というか実際も有効な手段を事前に打ってこなかったから今の混乱があるのでしょう。内閣はバラバラ、各閣僚が言いたいことの言い放題、党内をまとめ切れない幹事長に加え、自ら泥を被ってもリーダーシップを発揮するという気概の全く無いようにみえる首相のコメントはいつも他人事のように聞える空虚な言葉の羅列のみ。勉強不足なのか一国のリーダーとしての真の心構えが未構築なのか分かりませんが、何かいつも言葉が上滑りしていて、信頼感やオーラ或いは決意と言ったものが首相の言動に感じられないのは小生だけでしょうか。

菅、仙石、岡田という現政権の役者の前は鳩山、小沢が主役でしたが、その二人とも揃って部下に任せていて、その部下が勝手にやった事なので責任を取れないと政治資金に関る疑惑の追求から逃げまくっている。それなら任せなければ良いのであって、任せたらその任せた本人が責任を取るのが当然だというのが普通の感覚だと思うが、任せたのにアイツらはヘマをやって自分も迷惑している、自分は何も知らなかったので法的には無実であることが当然という姿勢はそれだけで一国のリーダーたる資格はありませんね。それを恥とも思っていない様子なので、みているこちらが恥ずかしくなってしまう。

会長挨拶で日本の政治家たちを嘆いてばかりいても詮無いことなのは承知していますが、優れたリーダーが一日でも早く現れ、迷走し沈没しかかっている日本丸を、荒天でも晴天でもまっすぐに走ることのできる船に改造して欲しいものです。

さて今月の行事は11月28日の「料理講習会」です。近々参加募集のお知らせが送られると思いますが、増田先生による「ユニークなおせち料理」の実習会はタイトルからして和洋折衷の楽しいお節になるのではないでしょうか。小生などは作るより食べる方にしか興味が無いので、出来上がる頃を見計らって酒を小脇に抱え、目立たぬように参加しようと考えています。先生は心臓の手術を成功裏に終えてからまだ日が浅いのですが、リハビリを通じて徐々にご回復なされているご様子で、講習会に対しても強い意欲を示されておいでです。会員多数の参加をお願い申し上げます。

これから12月に向かって徐々に寒くなってきます。季節の変わり目に体調を崩される方は少なくありません。健康維持のためにエクササイズ、ジョギングやウオーキング等々を体力に合わせて面倒臭がらずに続けましょう。継続は力なりです(記 松田)